WiMAXとWiFiのデータ通信の仕組み:パケットとバイトの違いとは?

WiMAXWiFiはそれぞれ異なる仕組みでデータを送受信します。それぞれの仕組みは専門用語「パケット」と「バイト」を活用しています。

パケットとは、情報を最小の単位に分割したものです。送信元から送信先へのデータを、情報を載せた小さな「容器」と考えることができます。携帯電話などでよく使われる、IPアドレスを持った小さな容器をイメージすると分かりやすいかもしれません。

バイトは、パケットの中身を構成する基本単位です。情報を構成する最小の単位は、1バイトです。1バイトは8ビットから成るので、情報を保持するのには最低8ビット必要です。例えば、1文字であれば1バイトで表現可能ですが、複数の文字を表すにはさらにバイトを追加して表現します。

WiMAXWiFiはそれぞれ異なる仕組みでデータを送受信しますが、どちらもパケットとバイトを活用してデータを転送しています。WiFiではパケットを用いてデータを送受信しますが、パケットが壊れるとデータ通信が不安定になります。一方、WiMAXはバイトを用いてデータ通信を行い、パケットが壊れてもデータを受信できるような、安定した仕組みになっています。

以上が、WiMAXWiFiのデータ通信の仕組み:パケットとバイトの違いです。お分かりいただけたでしょうか。